開催時期
第1日曜日

犬甘野御田祭(松尾神社、西別院町犬甘野)

御田植祭ともいい、鎌倉時代より始まったとみられる、五殻豊穣を願う農民の儀式で、以前は卯の日、又は酉の日を選んで行われた。農民の農作業を儀式化した祭で、見る人の目を楽しませる大変ユニークなものである。神社の境内において、唐犂と、ホウの葉で作った牛が代をかき、そのあと、2人の男子小学生が扮する早乙女が太鼓の音に合わせて田植えをする。早乙女の衣装は一文字笠に水色の振袖赤いタスキというカラフルなもの。これは京都府無形民族文化財に登録されている。