開催時期
14日

佐伯灯籠(薭田野神社、御霊神社、河阿神社、若宮神社)

貞観5年(862)京都御所清涼殿より薭田野神社に灯ろうが下賜されたのを祝い、五殻豊穣を願う農民の祭りとして始まったといわれる。まつりは薭田野神社を出発し、5基の紙灯ろう、太鼓、みこしが御霊神社~若宮神社~河阿神社を巡行後帰還、8時より薭田野神社において合同祭典が行われる。 また時を同じくして「台灯ろう」と呼ばれる間口一間の宮殿形式の舞台の上で背丈30センチメートルほどの人形を操る歌舞伎調の人形浄瑠璃が演じられる。 もう1つ「太鼓かけ」と呼ばれる、みこしと、太鼓のケンカは勇壮で見ものである。境内には夜店も数多く立ち並び、にぎやかな夏の夜の祭典で、ユカタ姿の人達が大勢繰り出す。